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古くからの読者Mさんからのトルコ・リラについての交信 [2017年4月30日号]

◆2017年4月30日号の目次
 1. 当面の市況
 2. 「深押しはない」「下値には限界がある」と本稿で言い続けた背景
 3. トランプ政権のハネムーン期間は終わった
 4. トランプ政権100日の通信簿
 5. 9年ぶりに「景気拡大」
 6. イエレン議長の任期は残り1年を切った
 7. 日本株は大きな上昇は期待薄
 8. トランプ相場第二幕は新興国か
 9. 「天才国際政治学者」のイアン・ブレマー氏の言い分と筆者の私見 
10. ドル高志向に対するトランプ大統領とムニューチン財務長官との温度差
11. 原油価格について(先週号の続き)
12. キン相場について(先週号の続き)
13. 米中の関係
14. 日本金融市場の「ブラックスワン」は異次元緩和の出口戦略か..........
15. 習近平と江沢民、および中国が抱える問題
16. 「ブラックスワン」はどこからやってくるか
17. 原油価格
18. 「トランプ現象」の歴史上の意味
19. 「グローバル化の加速」
20. 北朝鮮説得に関する中国への期待
21. 歴史上の流れから見たトランプ政権誕生
22. 新興国の通貨相場の続き
23. 古くからの読者Mさんからのトルコ・リラについての交信

*一部抜粋(23)古くからの読者Mさんからのトルコ・リラについての交信(4月24日)

山崎先生
お世話になります。教えて下さい。
トルコ・リラ円をずっとウォッチしてきましたが、29円を割れることなく上昇しています。
賢いリラ円を買う方法は何ですか?
アドバイスをしていただければ、有難いのですが…..
宜しくお願い致します。

【 筆者からの返信 】
トルコは言うまでもなく、ご存知の通り西洋と東洋の架け橋、イスラム教とキリスト教文明の架け橋、冷戦時代は米露の架け橋、最大都市イスタンプールはラスボラス海峡の短い橋を渡れば全く西洋、嘗てはEU加盟を希望しEU側も一部では賛成したが結局は成立しなかったという経緯がります。私ごとに亘って恐縮ですが私は、そのころEU加盟を為せると思って10.25%利子付きのトルコ国債を買って10.25%利子を取って元本が40%増えたという経験があり、それ以来、リラが下がれば買い、また下がれば買い、29円台まで買いました。最近です。こういうものは結局は誰にもわからないのですからチャートの移動平均との乖離を機械的に見るしかありません。私はそうしてきました。(ついでに、チャート付きの週報に切り替えることをお勧めします。経費は二倍ですが、こういう時に便利ですよ)。

御存知の通り、トルコは少なくとも昔は世界を支配した大国です。日本とも日露戦争前から親密の仲でしたことは御存知でしょう。例の串本沖のトルコ軍艦の難船事件での串本漁民の人命救助です。湾岸戦争の時にフセインに撃墜されることを怖れて、どの航空機も飛ばなかったのにトルコ航空だけが100年前の恩返しだと言って飛んでくれて日本人を中東から避難させてくれました。誰でもトルコへ一回でも行けば関心を持ち、関心持った国は投資の対象として(候補の一つとして)考え、好機を見つけようとするものでしょう。

「とにかく安い時に買う」、これしかありません。
「買ってから下がったらまた買う」、これを一貫させるのが一番です。今、途上国で一番出遅れているのは御賢察の通りトルコ・リラです。
今週号の週報にトルコのことを書こうと思っていたが、今、送っておきます。
かの国は一回、大きなデノミをやりました。私はデノミ前のリラの札束(数百万円位に見えるが円換算では2,3千円)を強盗用に持っています。実は空港で使いそこなった分です。

【 図 12 】 長期的にも、トルコ・リラは下げ止まりの水準に証券会社が販売した時期の償還を迎え、需給悪も解消へ

20170430_週報_トルコリラ(月足)

 

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