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#150-1 急落を受けての「当面の相場動向」

 

 当面の相場見通しについて

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 昨年12月安値の局面と同様のPBR1倍水準を確認する

2016年2月・2016年6月安値は、共にPBR1倍水準でW底を形成。

今週の相場急変を受けて、『日経平均株価13000円』説まで出てきているが、
仮にリーマンショック級の出来事が発生しても、
同様のPBR0.8倍局面で15707円(19年5月9日現在)となる。


 
【 需給動向 】
連休前に信用買残は2兆円まで減少。
これまでの高値水準で買われた玉の整理は既に進捗し、
昨年12月同様な大量な投げ売りが出てくる状況ではない。

寧ろ、信用売残が積み上がってきており、
安値ではカラ売りの買戻しが控えている。

当面の全体観としては、
再度、昨年12月同様のPBR1倍局面があれば、
短期的な突っ込み買いの好機と捉えられる。

また株価の下落局面が続けば、
株価の下落自体が「消費増税の延期」の支援材料となってくる。
延期発表を契機として、その後の戻りを大きくするケースも想定される。

今局面では、個別銘柄の動きはまちまちであり、
1570日経レバが、短期の突っ込み買いでは無難な投資対象となろう。