2017年 新春セミナー「質疑応答」02
【時間】46分52秒
マクロ指標のデータ入手先
M2 日本銀行 時系列統計データ 検索サイト
http://www.stat-search.boj.or.jp/
データコード:MD02’MAM1NAM2M2MO
下図、赤字の部分をクリックしてください。
証券会社の選別
株式取引
現在、野村・大和の大手証券はラップ口座(一任勘定、お任せ口座)の開設に注力しています。会社全体の方針として投信残高の積み上げやラップ口座の獲得に軸足を置いているため、営業マンは資金導入が会社での評価に繋がる会社環境に変化してきています。かつてのように相場に詳しい営業マンは少ない状況です。
IPO(新規公開株)
野村・大和・SMBC日興などの大手証券、またはネット証券ではSBI証券が主に主幹事証券となっています。
投資信託
現在、約4000本の投資信託があります。大手証券はそれぞれ運用会社を抱えているため、野村証は野村アセット、大和証は大和投信の商品を主に取り扱っていますので、取り扱いの投資信託の数は限定されてきます。
一方で、SBI証、楽天証は2000本以上の投信を取り扱い、また買い付け手数料なしのノーロード型投信を多く取り扱っています。
債券(国内債券・外国債券)
外国債券において、証券会社からの勧誘による新発債は、例えばブラジルでのリオ・オリンピック開催が決定した時にレアル建債券を大量に販売するなど、まさに楽観で誰もが買いやすい時に新発債を勧誘してくる傾向があります。
悲観で安い時に買うスタンスであれば、既発債の値段の下がったとことを買うスタンスが必要となってきます。
シャンク債(低位格付債)について
信用格付
実際の取引
16 米スプリント債買い付け時の「状況」と「判断」
2015年12月の買付時の株価は底値水準、経営不安が高まった状況。買い付けの判断材料は、ソフトバンクの孫正義氏が米スプリント社を潰さないとの常識的な考えに基づいている。
【底値時のメディアの論調】
人が市場で誤りを犯す心理的要因は「メディアに誘導されて錯覚する」こと。
18 ドイツ銀行債買い付け時の「状況」と「判断」
2015年の買付時の株価は経営不安が台頭し、株価下落基調。買い付けの判断材料は、リーマンを潰したことによるリーマン・ショックを再び起こすことはなく、ドイツ銀行の会社規模からも潰せないとの常識的な考えに基づいている。
【メディアの論調】
【ご参考】 「悲観で買い楽観で売る」
国の「ねじれ現象」に投資する
当時ブラジル株式の推移から、総悲観を「記憶」し、「知恵」に転化する
2015年後半から政情不安によりブラジル国債の格下げ相次ぎ、「ジャンク級」に格下げ。株式(ブラジルボベスパ指数)・通貨(ブラジルレアル)ともに大きく下落し、まさに国が売られる「ねじれ現象」となった。
しかし「無いものがない」という巨大な資源国。政情不安の最中の安い時こそ買いの好機となった。
ブラジル・レアルも大きく下落した
投資信託で、少額買い付けも可能
ブラジル債券ファンド、ロシア債券ファンド、メキシコ債券ファンドなど、投信信託で少額投資も可能です。
【連絡先】極東証券 益本氏
下記にお問い合わせ頂ければ、益本氏の連絡先をお伝えいたします。
◆ご質問・ご意見等、お問合せ先◆
Mail : info@yamazakikazukuni.com 【担当:石原】