#27 『再びの「東芝」急落。2016年初めと同じく、好機到来かどうかを考える！』
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「勝負事」の原則
「比例配分のストップ安が生じた後、完全合致で始まったら、それを買えば、概ねは直後にストップ高をするか、そうでなくとも短時間で暴騰する」
例：西武鉄道、日本航空、オリンパス、カネボウ、東電
【今回の急落は、２０１５年５月の急落同様に「勝負事」として対応していいかどうか？】
【東芝（長期チャート）の「投資」タイミングは？】
【大きな反発局面あるも、シャープの経営再建においては株価長期低迷】
【２０１２年以降のシャープの主な出来事】
・２０１２年上半期の連結決算で、「企業存続の疑念」を表明。通期で４，５００億円の赤字の見込みと報道。
・２０１２年９月時点で、長短併せて１．５兆円の資金調達が必要に。
・２０１３年５月１４日、２０１３年３月期決算発表。最終赤字は５４５３億円となり、自己資本比率６．０%に低下。
・２０１３年６月２８日、資本金を２１２３億円から５００億円に減らす「減資」を実施。
・２０１４年５月１２日、２０１４年３月期決算発表。連結純利益１１５億円を計上し、２０１１年３月期以来の黒字転換を果たす。
・２０１５年５月１４日、２０１５年３月期決算発表。連結営業損失４８０億円、連結純損失２２２３億円を計上し、再び巨額赤字に転落。自己資本比率は１．５%にまで低下。
・２０１５年６月３０日、みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・投資ファンドに優先株を発行し、２２５０億円を調達。資本金を１１２５億円増加し２３４３億円とした上で減資を行い、資本金を５億円に。
・２０１６年 – 台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業及び関連企業が３分の２弱の株式を取得し子会社化。本社を大阪市阿倍野区長池町から堺工場へ移転。債務超過により、東証１部より２部へ指定替え。
【参考チャート】
２００６年以降は、「原発事業」の影響に大きく左右される。
2017年相場は「政治の年」に。トランプ次期大統領の政権運営と欧州選挙をどう考えるか！？
【参考資料】
【次回動画の予定】
以前ジャンク債投資に関する動画において、以下の実例の一つとして、２０１２年８月に経営再建中のシャープの社債買い付けを挙げました。
現在東芝も社債を発行しており、その社債の投資について、次回の動画にて考えます。
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【担当：石原】