#32『 トランプにより不確実性に満ちた相場に！覇権国が動かす為替相場で再び日本潰しか？！2月10日の日米首脳会談がポイントに』
【時間】24分05秒
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お知らせ
明日、２月３日（金）に「ジャンク債（低位格付債）」についての特別動画を 動画会員の皆様に、週報動画の特典動画としてお届けします。
この動画は、先日開催した「新春セミナー」の特典動画として、撮影したものです。 以前にこの動画チャンネルでも取り上げました内容を、質問に答える形式で 実際の売買の手順についても話をしています。
過去のジャンク債の動画（#21 『ジャンク債（低位格付債）投資の考え方 「ねじれ現象」は債券市場にも起きる！』2016年11月17日配信）と合わせて、是非参考にしていただければと思います。
為替市場
ドル円相場は覇権国の為替政策次第
１９８５年のプラザ合意による「ドル安政策」からの８０円割れまでの円高となったように、トランプ政権の為替政策によってドル円相場は波乱含み。市場は不透明感を一番嫌う。
想定為替レート
主力企業は、第３四半期決算発表とともに想定為替レートを１１０円台に変更してきている。今後、１１０円水準割れの円高となれば、業績下振れ懸念に。
関連記事（日経新聞 2017年2月1日付）
コラム：トランプ政権「次の標的」は日本か＝佐々木融氏（ＪＰモルガン）
トランプ氏警戒を示す市場の動き
トランプ政権の為替政策を警戒し、トヨタは軟調な動きが際立つ
一方で、値を保っている日立
全体相場の今後に先行した動きなのか、注視されるとこと
2015年の天井形成時では、日経平均に先行してトヨタは調整の動きとなっていた。今回のトヨタの動きが市場全体の調整の動きを示唆するものとなるか、
２月１０日の日米首脳会談等を受けたトランプ政権の為替政策が注視される。
東証一部の騰落レシオは低下傾向続く
騰落レシオは低下傾向続き、相場の波乱があれば短期的に「ぞぉっとするタイミング」で７０％以下のボトム圏に入ってくる。「ぞぉっとするタイミング」に備え、「一足一刀の間境」のスタンスが必要な局面か。
９５０１ 東京電力HD
東電、今年度経常利益予想2910億円 燃料費減で4年連続黒字（記事コメントを抜粋）
未公表だった２０１７年３月期の通期連結業績予想について純利益を除き発表。経常利益は前年比１０．７％減の２９１０億円を見込む。
ＬＮＧなど燃料価格の国際相場の下落に加え、円高により燃料輸入価格が低下。継続的なコスト削減で９カ月間で３０６１億円の経常利益を確保した。
＜福島事故費用、足元では確保＞
経済産業省が設置した有識者会議は昨年１２月、福島第１原発事故に要する賠償や廃炉などの費用が従来想定の１１兆円から２２兆円に増えるとの試算を示した。このうち１６兆円を負担する東電は、これらの費用を賄うために年間で５０００億円の収益水準を捻出する必要があると同会議は指摘した。
広瀬直己社長は、福島事故への対応に要する５０００億円規模の収益水準について、「昨年度、今年度と続いて５０００億円という数字は確保できている」と説明した。「これを３０年にわたって求められており厳しいが、足元（の金額）を見るとまったくできないわけではない」と強調した。
東京電力ＨＤ（中期）
東京電力ＨＤ（短期）
１６年８月安値を起点とした支持線水準、４５０円の節目水準の早急な回復を期待したいところ。
１６年１０月の動画にて取り上げた「ドイツ銀行」のその後
ドイツ銀行株価 「悲観で買い楽観で売る」
人が市場で犯す心理的要因 「メディアに誘導されて錯覚する」
２０１６年９月、１０月の記事、株価はその時に底入れ。
ご参考
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