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#157 米国市場は史上最高値更新だが、その持続性には問題あり! 【実践個別銘柄】銀行株の投資の好機はいつか!?

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【実践個別銘柄】銀行株の投資の好機はいつか!?

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 7/1発表の「6月調査 日銀短観」 業況判断DI

マイナス金利政策導入以降、悪化傾向の銀行業の業況判断は、
遂に先行きでマイナスまで悪化してきている。

次期ECB総裁に決まったラガルド氏もハト派であり、
世界的な金融緩和の流れが再度強まる中で、銀行の収益環境は厳しい状況がまだまだ続く。

銀行の好機は、2003年のりそな銀行への公的資金注入局面のような修羅場がこれから訪れた時であろう。

【 図-1 】銀行業 業況判断DI

【 図-2 】大企業製造業 業況判断DI

図1、2は 、日本銀行 開示データより作成、加筆・文責:石原健一

 

 大勢下限銘柄への取り組み方の一例

先行調整銘柄として19年3月週報で取り上げた4755楽天(現水準からは一旦利益確定のスタンスに)でも、「里帰り」水準を安値で何度も試す底練りの動きを経て底入れの動きとなった。

いずれ米国の景気後退局面は訪れる。
仕込みに着手する機会に入ってきているものの、大底圏内にあるものは、用心深く何回でもナンピン買いをするつもりで臨みたい。

玉、時間ともに分散投資するか、もしくは一旦利益を確定するなど、臨機応変な対応も含めて臨んでゆきたい。

【 図-3 】4755 楽天(週足)

 

9101日本郵船は、今後も何度も「里帰り」水準を試す局面、また12年9月安値1320円を試す可能性もある。
丹念にその動きを見てゆき、自身の得意銘柄としたい。

ただ長期の視点、また世界経済は緩やかながら右肩上がりの成長を続けているとの視点に立った時、2000円割れ水準の滞留期間は短く、長期の買い姿勢で臨みたい景気敏感株の代表であろう。

【 図-4 】9101 日本郵船(週足)

【 図-5 】9101 日本郵船(月足)

図3、4、5は 、東証 開示データより作成、加筆・文責:石原健一

 

大通り銘柄は、変化の動きがあれば、下記の記事のように取り上げられケースが多い。
その動きを見ていなかった投資家の注目を集め、上昇を加速させる。

これは、その銘柄を仕込んでいた投資家にとっては、利益確定の機会を与えてくれる。
 
【 資料 】2019年7月2日-日経新聞朝刊18面