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#89 次の方向性を見極める「一足一刀の間境」局面続く 仮に強気の3万円説も「山高ければ谷深し」 達成後の大幅調整は避けられず!


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日経平均は正念場の水準に

日経平均はトレンド水準での攻防
20180304_週報_N225アベノミクス相場-2

現在のトレンド水準(赤)を割れてくると、
2万円割れ、半値押し水準までの大きめな調整も視野に入ってくる。

主力の日経平均構成銘柄に里帰り水準接近も

5711 三菱マテリアル
3月6日12時40分現在、株価:3260円、PBR:0.67倍、配当利回り2.45%
20180306_動画_5711mitubishi

同社の想定為替レートはドル円:113円、1円の円高で6億円の営業減益
また直近報道された子会社によるデータ不正での出荷減や調査費用が重荷となっている。
不正で補償費など発生の可能性も。
20180306_動画_5711mitubishi-1
*単位:百万円

不正問題の不透明感などで他の銘柄に比べ調整がキツくなっている。
PBRは0.6倍台に。

レンジ推移で、戻りの上値は4000円前後と一定なので、
いかに安い水準で買付けできるかがポイントとなってくる。

4月下旬頃となる決算発表による、悪材料出尽くし、
全体の下落のタイミングを見ながら
3000円割れからは、下値2500円水準を視野に入れて買いの好機を探りたいところ。

 

4月中旬からの決算発表に向けては警戒の動き

業績に関しては、来期がどうなるかへ関心が移っています。

4月中旬から本格化する決算発表は、
現在の為替水準が続けば、
これまでの「好業績期待」から「業績鈍化警戒」へとなることが予想されます。

例えば、トヨタは、対ドルで1円の円高で400億円の営業減益に。
仮に2019年の想定為替レートを保守的に100円で設定してくると、
為替要因だけで4,000億円程度の減益要因となる。
20180304_週報_7203 ドル円

 

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