プロフィール
山崎和邦(やまざきかずくに)
- 1937年 シンガポール生まれ、長野県育ち
- 1961年 慶應義塾大学経済学部卒
- 1961年 野村證券入社
- 1974年 同社支店長
- 1980年 同社退社後、三井ホーム九州支店長
- 1990年 常務取締役・兼・三井ホームエンジニアリング社長
- 2001年 同社を退社し、産業能率大学講師
- 2004年 武蔵野学院大学教授 現在同大学大学院教授、同大学名誉教授
大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は現職の投資家。
投資歴61年、前半は野村證券で第1選抜の支店長として市場を駆け抜け、セルサイドの立場から市場の坩堝の中で相場の酸いも甘いも潜り抜け、後半は投資家としてバイサイドの立場から市場で自分の金融資産を構築し、晩年は現役投資家・且つ研究者として、正しい投資方法を世に広めています。
セルサイド・バイサイド・研究者、この3つの立場からレポートを配信し続け、コロナショック時配信の2020年3月15日号で「今まで、『売って現金で保有しよう』と呼びかけてきたのは、この日に買うためだ!!」と檄を飛ばしました。
趣味は狩猟(長野県下伊那郡で1シーズンに鹿、猪を3~5頭)、ゴルフ(オフィシャルHDCP12)、全日本剣道連盟3段、古流居合4段。
一番の趣味は何と言っても金融市場で金融資産を増やすこと。
著書は「投機学入門-不滅の相場常勝哲学(講談社文庫)」「投資詐欺(講談社文庫)」「株で4倍儲ける本(中経出版)」など多数。
【 御礼と御報告-2019年1月 】
お陰様で、拙稿メルマガが2018年「資産運用の部」で第1位を受賞しました。
多くの読者の皆様のお蔭さまでありました。
ここに、改めてご報告いたし御礼申し上げます。
以下は、選者から依頼された「受賞のことば」です。
拝復;「再度最高値を更新することはありますでしょうか。」という御下問の件ですが、
最高値とは10月2日の今年最高値を指すとすると、
少なくとも「アベノミスス相場」は終わったと私は見ていますから、
次の大相場を迎えるまではないでしょう。
私はメルマガで10月初めから「ダブルトップだ」と言ってきました。
明るい見通しを語る方が皆様には歓迎されるが、
私は思った通りを行動し、それを語り、語る通りを書く、
ということを信条としてきました。
言うなれば私は文筆家ではなく思索家でもなく敢えて何々家と言えば行動家です。
その辺が他の[評論家]との違いでしょう。
私は前々から「キャッシュポジションを高く保って、買い場を待とう」と呼びかけてきました。
暗い話しばかり語ると思われるでしょうが、
英国の詩人シェリーを真似て言えば、「冬来たりなば春遠からじ」です。
春を迎えるには厳冬を通らねばなりません。
よって厳冬は私たちが望むものです。
山崎 和邦