しかしシタタカなトランプは何をしでかすか判らない ―金兌換ドルの復活を夢想する? [2017年2月19日号]
*一部抜粋(13)しかしシタタカなトランプは何をしでかすか判らない ― 金兌換ドルの復活を夢想する?
筆者のドタ勘によれば、トランプはシタタカだ。
トランプはレーガンでなくニクソンの向こうを張って「強いアメリカのために強いドル」を標榜し、1971年に遡ってドルの金兌換性を
復活させる、それだけのキンは米国にはないから「金兌換ドル」と「今のタダの紙切れのドル紙幣」との供用を図る、という、とんでもない通貨改革をやるつもりかもしれない。
そうなれば兌換ドルは360円に戻り超円安になる。ブラック・スワンとはこれを言うのではなかろうか。
これは筆者がキューバに行ったとき(オバマより先に行った)、キューバ共和国が兌換ペソと国内ペソとの供用をしていた国家だったことから生じた「筆者の妄想」である。もう少々勉強してから述べたい。
今はタダ「妄想」を口走っただけと見逃していただきたい。
【 図 6 】 1970年以降、長期の「金 相場」